サルサ内輪話ーー一般向け サルサを習うと言うことーー
サルサレッスン論ーアユのNY行きをやめさせた事からー
ーリンクは、このテーマとなったアユ等出演のサルホ動画をどうぞー
http://salsa.co.jp/news/1961  長いよ。お時間ある時にお読みください。

先週土曜のサルホに行く途中に、ご近所さんのサルホ出演者の
アユと言うダンサー、インストラクターをピックアップした。

その車中で、アユからの迷い、悩みっぽい質問を受けた。
話しを聞いて、僕は、一分で答えた、、と言うより、命令、脅迫、
馬鹿野郎!した。

このアユとの会話はサルサレッスン論となる。
人によって意見が異なるのは、承知の事、ただ、この僕の意見は、
約20年、多くのダンサーと、全国のサルサを習う人を見ての結論だ。

これは、サルサインストラクター向けだけでなく、一般の習いたい
サルサ初心者向けにも書いてるので、興味ある人は、どうぞ!です。

そして、読まれる方は、異論はあっても、
人の声を聞くレスペクトでお願いしたい。そんじゃなきゃ、ここまで、
まじに長く書かないよ、、、なのだ。

まず、アユは、アユを待つ、マブダチと約束し、3/初旬より、
金欠で有りながら、厳寒のNYで、ドミトリー暮らしで、NYオンツーを
習う予定であった。
期間は二週間から、三週間、日本でのレッスンも中止、スタジオでの
レッスンも一旦終了させた。
行くって言っちゃったから、行かない訳にはいかない状況、、。

アユは、8月には、一ヶ月以上も、キューバでレッスンの確約も、
現地のレスペクトダンサーとしている。
アユの習いたいキューバンインストラクターは、
現地にしかいない。
アユは今年は「学びの年」と決めているのだ。

そして、自分がサルサインストラクターとして独立をしようとする限り、
当人はオンツーを習わなくては、いけない、、と言うプレッシャーも
ある。

アユ、当人のアフリカンやキューバンヒップホップのキャリアは長い。
そこに、教える目的の、日本で上級者にメインのオンツーを覚え、
徐々に、インストラクターとしての必要な知識を得たい、
、、、ということなのだ。

サルサと言うか、物を習う楽しみと言うのがある。
習い事の楽しさ、、、、サルサは習わなくて、そこそこ、踊って楽しいが
、サルサに限らず、習い事は深く、楽しいのだ。
みんな、それは納得だね、、。

習い事とは、

1-「投資」
習うために、お金と時間を投資することだ。
この「投資」と言う考えは、全国で異なる。
特に、先生の競争が旺盛で、レッスンを受ける側も多いのが東京。
そして、習う側は選べるから、教える側も勉強しなくちゃいけない。
教える側が多い東京には、「先生」と自称すれば教えられるが、
生徒がサルサを知ってくれば、「先生」と言う名前でなく、
よりよく教えられる先生に習う、、と、わかってくる。

そして、習うには、クラブレッスンとスタジオレッスン、
そして、プライベートレッスンがある。
その違いも、生徒はわかってくる。
この件は、後で話すね。

「投資意識」に関してだけど、
物を安く買おうと言う地域性のあるエリアは、習う高みから言えば、
投資に関しては、限度がある。他の地域の方には、失礼だが、
圧倒的に、投資意識が高いのは東京だろう。
サルサエンゲル係数は高い。

2-良い先生を見つける。基本は一人のインストラクターに集中する。

「良い先生」とは、一言で言うと「踊れる生徒を育成の先生」のこと。
ただし、初心者に良い先生、中級者に良い先生、パフォーマーにも
良い先生。世界のサルサシーンに立つための方向を教えてくれる先生、、

そこの見極めも必要となってくる。
自分に合う、先生のキャラクターも大事だろう。

ーーここでは、「レッスン料金が安い」「レッスン場所が近い」と言う
発想はない。このサルサレッスン論は、原点で、サルサを習う以前の、
「サルサに興味を持ってもらい」の後のお話をしてる。
「かなりサルサを習いたい人向け」になるかな、、。ーー

3-習い事は、自分の必要な部分の確認からのスタート。

要は、自分がフットワークを習いたい。ムーブメントを習いたい。
こういうスタイルを習いたい、、
すなわち、自分の習い事指向の中で、自分に足りない物を
自分にインプットすること。
だから、今、習ってる先生がすべてを満たしてくれるなら、
それで充分だが、「さらなる高み」を目指すなら、
「上記の良い先生で、自分に合う一人の先生に投資」と、なる。

ここで、横道に入るが、東京より遠方在住のサルサを習ってる方で、
東京及び、海外のインストラクターが来日の際に、習われる方が多いが
やはり、レッスンは、上級者でない限り、多くの先生に習うと、
そのインストラクターの教え方も、サルサの発想も違うので、
分散したレッスンを受けることは、マイナスが多い。
でも、遠方の方で、地元でしかレッスンを受けられない方は、
ほんと、大変だと思います。

そして、自分の身の丈を確認出来るダンサーになっているか?
どうか、、確認出来る自信がある人は、次に合うレッスン探し、
自分に必要なものをくれるインストラクターが、大事ということ。
これが難しい、、。

教える側であり、パフォーマンスで喝采を浴びるアユでさえ、
まだ、NYで習うには未熟と、僕は伝えたのだ。
日本で、もっと、効果的に習ってからの、次のスタイルの勉強。

多くのダンサーが高望み傾向がある中で、NY行きを、たとえ
僕との偶然の会話から、アユが踏みとどまったにせよ、
僕が思うサルサレッスン論もアユはわかって、NY行き一旦中止に
したことも勇気だと思う。

一般のサルサを多くのインストラクター、海外でも習いたい方は、
この僕の意見をすっとは受け入れられないかもしれない。

これは、遠方のレッスンを受ける側にとっては、
きつく聞こえるだろうが、この考え方は、世界のサルサオーガナイザー、
キャリアあるサルサインストラクターの総意でもある。
WLDCのジャッジ委員会でも出たサルサ論だ。

サルサレッスンの基本論だが、オンワン、キューバン、
オンツー、全てを一緒に受ければ受ける程に、
踊りは混乱するものなのだ。それら踊りは、スタイルでなく、
踊り自体が違うと考えたほうがいい。

遠方でのサルサの成功例だ。

遠方のレッスンでの最高の成功例は、神戸のロスバリエンテス舞踊団の
インストラクター、ペドロの四国、高松での十年に渡って、彼の
サルサレッスンだ。WLDCと言う世界最高のサルサコンペでの
アマチュアオンツー部門での、彼の生徒、たかあき、ほのかペアの
優勝だ。

これは、教える側と、レッスンを受ける側の勝利でもある。

今や、多くのインストラクターが、遠方にも来る時代、
海外ダンサーまでやってくる。
その中で、まさか!?四国の高松で、チャンプが誕生したのだ!

と、言いながら、自分のエリアに、最高の先生が、常時来てくれる
エリアは少ない。ペドロは、十年も高松に行ったのだ。
そして、たかあきは、WLDCの様な、「高み」を目指した。
高みを目指さない限り、そのモチベーションは、キープ出来ない。

この子は八歳からレッスンスタートして、十年かかったのだ。
これは、教える側、教わる側、彼等をサポートする側、
全ての継続の努力の結果だ。

さて、話しを、アユに戻そう、、

アユは、英語がまだまだ、、通じないーー不安、、。
投資の金銭も、不充分、習いたい、投資したいインストラクターも
決定していない。NYでのレッスンに行くフットワークも
雪と寒さに、拒まれる、、。

僕は、この状況をアユから聞いた時に、こう答えた。

僕「別にNYに行かなくったって、日本でオンツー教えてくれる
いい先生がいるじゃん!渡航費貯めたなら、それでプライベート
レッスン受ければいいじゃん。」

アユ「そうなんす!よ。あたし、今ユータに習おうと思ってるんです。
そっか、ユータにもっと習えばいいんだ、、NY行くのやめようかな?」

僕「レッスンは、アユのレベルでは、インストラクターを決められない
段階では、自分に合う、自分に足りないものを教えてくれる
インストラクター探しよ。例えば、LAコングレスでも、五十人以上の
キャリアある世界的なサルサインストラクターが教えてくれるのよ。
習う限りは、自分の踊れるレベルのコングレスや、自分を評価してくれる
コングレスでなく、より高みを見せてくれる、さらなる
インスピレーションくれるコングレスに参加も大事だね。

そこでは、全員宿泊のホテルの部屋を出て数分で、ワークショップ会場に
速攻で行けるのよ。

例えばよ、もっと、ムーブメント傾向のインストラクターの多い
ヨーロッパのコングレス、僕が行こうとしてるモロッコのコングレスの
インストラクターの動画を全部チェックしなさい。

あれだけの凄いインストラクターが、全員集合で、4日間、
ワークショップがあるのよ。四日間なら、20近くレッスン受けられるし、
そこで、自分に合うインストラクターを探し、プライベートレッスンを
お願いすりゃ、いいじゃん!それで、自分に合うインストラクター
発見なら、追っかけて、海外で、その先生に習えばいい。
僕が言えば、彼等は聞いてくれるよ。」

こんな会話があったのです。

そして、今現在は、アユはNY行きをやめ、ユータにオンツーを習うと決め、
世界でやはり、初心者が一番最初に習うべきと、
世界のサルサオーガナイザーの総意のオンワンの教え方も、
何処かで習い、日本で、自分を地固めすることを
決意したようなのです。

大事な事は、

ーー安易に海外に行ったり、海外のダンサーに習わなくても、
レベルの高い日本のサルサインストラクターに、
しっかり習う事も必要!と言う事ーー

まだ、書きたらないことが、いっぱいあるけど、ね。

この原稿は、アユが、「自分のの頭を整理させるために、
-ちゃんと、まとめて書いてくれ!-」と、僕が言われて書いたものです、、。

ほんと、手間のかかる奴だ!

これでいいか!?アユ!

そして、サルサを習おうとされてる方に、少しでも、僕の意見が
参考になれば、幸いですぅ、、。